梅下のとはずがたり

思いつきを長々と語るブログ

最近の事とかアニメの感想とかのぼんやりとしたつぶやき

早くも梅の咲く季節になりました。
昨年も今年も梅見に行きたいと思っているのですが、明けてから新型コロナ第六波の勢いをひしひしと感じていて出掛けられずじまいです。
自身は幸運にも病は得ていません。今のところは。今のところは。

 

第六波はピークアウトしたとの報道を見ましたが、周囲ではまだ増えているくらいの印象もあって、いつ罹患しても不思議ではないし日々通勤している以上明日はわからないという不安は拭えません。
不安に思っても生活はしなければならず、気を付けて過ごすだけですけども。

出かけるにしても、寒さに加えて予約の有無、道中や目的地の混雑を考えるのは億劫になりがちです。

 

そんな中、毎週テレビの前で楽しみにしていた鬼滅の刃 無限列車編・遊郭編ですが、始まったかと思ったらもう終わってしまって早くも寂しさを感じています。

終わったと知っているのに何だか時計を見てしまう日曜日の夜。

もう終わり?って毎回思っていましたが、結局最後までそう思ってましたね。
あっというまでした。
無限列車編をあそこまで膨らませるなら、宇髄さんのエピソードをもう少し膨らませてくれても良かったと思うのですが、何かいろいろ事情があるのかもしれません。

 

全体的には歌や作画、声優の方々の演技どれも素晴らしかったと思います。

遊郭の表向きの美しさや賑やかさ、いかにも鬼が出てきそうな建物内のぎりぎりの暗さ、もぼんやりした明るさのバランス、吉原全景も見事でしたし、人物の鮮やかな色や、舞い上がる砂埃、戦闘シーンの速力感も臨場感たっぷりで、画面の手前の方でぶつかるところなど、軽くびっくりしてしまいました。

 

個人的には漫画ではかまぼこ隊の三人が堕姫に斬りかかる見開きのシーンが浮世絵みたいで気に入っているのですが、アニメになるとそれとはまた別の魅力を感じます。

どっちがということはなく、どっちも違っていてそれが良い。

最近のアニメってこんな迫力ある作画が可能なのかと驚くばかりです。
同時に技術はともかく、作るのはたぶん費用や労力としてはとても大変なんだろうなと想像してしまうのですが、でもすごい。

 

声優さんは、かまぼこ隊の四人はもちろん、音柱・宇髄天元役の小西克幸さんはイメージにぴったりでしたし(男前のファンサービスをしてくれたと聞いたことがあった)、お嫁さんたちはみんな愛らしいし、堕姫役の沢城みゆきさんは前評判通りかそれ以上、別人格かと思うほどコロコロ変わる堕姫が敵ながらとても魅力的でした。
妓夫太郎役の逢坂良太さんは登場までが楽しみと同時に、某ゲームの美少年役のイメージが強かったのでギャップを感じられて興味深かったです。

妓夫太郎をはじめ、謎の剣士のキャスティング、上弦の陸(後の弐)を登場まで隠してくれた配慮もとても素敵だと思います。
どの方も想像以上の演技というか、作品をさらに格上げしているなあと思いました。

 

既読でも新鮮な驚きをもって楽しめる作品はなかなかないと思います。

刀鍛冶の里編も放送時期はまだ出ていませんが、テレビ放映は決定ということで、実は玉壺と半天狗はあんまり好きじゃないのですが(堕姫と伎夫太郎の方が敵キャラとしては面白いし好き)、声と動きがついたら印象が変わるかもしれないので、柱二人の活躍と共に期待して気長に待ちたいと思います。

 

それまで元気でいられたらいいなと願いつつ。


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