梅下のとはずがたり

思いつきを長々と語るブログ

【ネタバレ含む】狛治/猗窩座の考察

鬼滅の刃」のキャラクター 狛治と猗窩座(あかざ)の名前を中心に由来や元ネタを探っていく考察をしてみたいと思います。

いわゆる設定を考えるものなので、物語に浸りたい方にはあまりおもしろくないと思います。

そしてかなり長いです。(原稿用紙にして20枚分くらいの字数があります。)

おもしろいかどうかはともかく、年末年始に何でもいいから時間を潰したい方にはうってつけかもしれません。

必要ない部分のネタバレは極力避けますが、ストーリー上、触れなければならない箇所もあるので、知りたくない方はご注意願います。


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出典:『鬼滅の刃吾峠呼世晴 著 集英社出版 156話

 

◆猗窩座(あかざ)について
鬼舞辻 無惨の精鋭 十二鬼月 上弦の参。
身体中に幾何学的な入墨を持ち、見た目は若い男の鬼。
鬼舞辻無惨から特殊任務を命じられ、あるものを探している。


百年以上にわたり武術の鍛練と戦闘を積み重ね、刀を持つ鬼殺隊とも基本的には素手で闘う。
血鬼術は「破壊殺」といい、闘気を察知したり、打撃を離れた相手にぶつけたりといったことができる。

肉体的な強さにかなりの執着を見せ、強い者には鬼にならないかと誘う一方で、弱い者は真っ先に殺そうとしたりするにも関わらず、いくら強くなれると言われても女は食わない殺さないなど独特の価値観を持っている。

 

人間の頃の記憶は狛治(はくじ)という名の青年で、婚約者 恋雪(こゆき)とその父 慶蔵(けいぞう)を毒殺されている。


◆狛治と猗窩座と焼物
吾峠先生がコミックス内で述べているところによれば、猗窩座は人間の頃の思い出が鬼になっても随所に表れているキャラクターということですので、猗窩座を知るには人間の狛治だった頃のことから調べてみなくてはなりません。


狛治(はくじ)という名前はすんなり読めますが、字も読みもかなり珍しい名前だと思います。
狛治のハクは狛犬の狛であることが物語の中から読み取れますし、サブタイトルにも狛犬が使用されていることからもかなり思い入れがあるのではと考えました。
さらに読みの「はくじ」は一般的に思い浮かぶ漢字は陶磁器の「白磁」だと思います。


磁器つまり焼物といえば、山から採れる土、清らかな水と炎で作られるもの。
窯の中で燃え盛る炎は火山の溶岩を彷彿とさせます。
鬼滅の刃」において火山が鬼の象徴だとするなら、焼物がモチーフになった可能性は高そうです。


これらを併せて、知っている人は知っているであろう「白磁狛犬」がいるのでは?と思い調べてみたところ、九州は佐賀県 陶山神社(すえやまじんじゃ/通称 とうざんじんじゃ)に白磁に青い染付(そめつけ)をされた狛犬がいることがわかりました。(上絵もつけられているかもしれませんが素人が写真で確認できるのはここまでです。)


陶山神社は特に有田焼の窯元・職人、商いに携わる方々を守護してくださる神様を祀っています。
「野外美術館」と呼ばれることもあり、先の狛犬だけでなく、日本一大きな青銅の狛犬や灯籠、白磁玉垣や大水瓶に鳥居など、職人の技が随所に見られる神社だそうです。


なぜ焼物の中でも有田焼が選ばれたのでしょうか。
佐賀県の有田は日本最初の磁器を生んだ土地で、その土地周辺で作られる焼物を有田焼と呼びますが、伊万里港から出荷されていたことから伊万里焼とも呼ばれていて九州のみならず全国的にとても有名な焼物の代表と言えます。
また、陶山神社の美しい工芸品の数々が創造意欲を掻き立てたのかもしれません。


さらに白磁狛犬は名前だけでなく、狛治と猗窩座の外見にも反映されていると思われます。
父の薬代を手に入れるため、スリを繰り返していた狛治は手首に捕まった証拠である入墨を入れられています。
鬼となった猗窩座の体にある幾何学的な模様は、その記憶による影響と説明されていますが、白磁に青い染付をされた狛犬をモデルにして狛治と後の猗窩座に反映したものだと考えられます。


鬼になってからの猗窩座にはさらに有田焼の中でも高級とされた色鍋島の特徴も表れていると思います。


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色絵芙蓉菊文皿(出典:フリー百科事典 Wikipedia)


色鍋島は磁器に藍色の染付、赤、黄、緑の上絵(うわえ)が特徴ですが、それが全て猗窩座の外見に含まれています

 

白磁-白い肌
・藍色の染付-体の幾何学的な模様とその色
・黄色の上絵-眼
・赤の上絵-髪と上着、爪
・緑の上絵-帯


◆猗窩座の名前の由来
猗窩座という単語は存在しないようですので、漢字はあかざという音に対して後からあてたものでしょう。
あかざという名前は魚と植物にあって、どちらも設定に影響を与えているように思います。


まず魚のアカザはナマズアカザ科の赤い川魚からみてみます。秋田県宮城県以南の本州・四国・九州にいる日本固有種です。
食べられますが胸鰭と背鰭に有毒のトゲを持ち、うかつにさわると痛い目に遭います。
清流に生息する魚で数は減ってきており、絶滅危惧Ⅱ類に分類されています。


次に藜(あかざ)という植物ですが、ヒユ科(以前はアカザ科)の雑草です。
一年草で新芽のあたりが赤くなることから、アカザと呼ばれます。アカザの名前の方が通りが良いのですが、実はアカザは新芽のあたりが白くなるシロザという植物の変種です。


茎は硬く、杖の材料になり仙人の杖と言われることもあります。
葉は薬効があり食べられますが、継続的に多食すると、人によっては日光皮膚炎を起こすことがあるそうです。
深読みしすぎかもしれませんが、杖といえば病人を支え続けていた人間の頃の狛治の姿が重なるように思いますし、日に当たれなくなるという症状は鬼の名前にぴったりだと思います。
元は白いシロザの変種という点も、狛治/はくじ(白)から猗窩座/あかざ(赤)への変化と重なりますしよく考えられてつけられた名前なのでしょう。


次に漢字辞典ONLINE.を参考に、漢字の意味を見てみます。

・ああ。感嘆の声。
・うつくしい。
・去勢した犬。
・よる。たよる。よりかかる。
・「猗儺(あだ)」とは、なよやかなさま。たおやかなさま。



・あな。いわや。むろ。くぼみ。
・すみか。身をかくすところ。
・かくす。物をかくす。かくまう。



・すわる所。席。
・物をのせておく台。くらい。
・地位。身分。
・星の集まり。星の宿り。星座。
・すわる。腰をおろしてすわる。席につく。=坐
・仏像、建物、山などを数えることば。


漢字は既にいろいろなメディアで考察されていますが、「穴ぐらに座す去勢した犬」というような意味が成立すると思います。
狛治が狛犬を意味するとすれば、この犬は狛犬と解釈すると考えました。


洞窟に狛犬とはあまり聞いたことがないですが調べてみたところ、神奈川県 江ノ島龍神様を祀る岩屋(洞窟)がありそこに狛犬がいることがわかりました。
その岩屋は富士山につながっているといわれています。
富士山は火山ですし、洞窟は日が当たりません。
狛治は猗窩座になった時、火山につながる岩屋の狛犬に変わってしまったのです。
ここの狛犬は一方が玉を持っており、もう一方は仔に乳を与えているという珍しい姿をしています。
「去勢した犬」はこの二体を表そうとしてのことかもしれません。


猗窩座のモデルとなっているのは狛犬だけではなく、その狛犬が護る龍神とそれにまつわる伝説「江島縁起」が含まれていると思われます。


「江島縁起」のあらすじを下記に示します。


江ノ島ができる前に「五頭龍」という龍がおり、山を崩し洪水を起こし火の雨を降らせ疫病を流行らせ、人々を喰らうという悪行を重ねていた。
552年のこと、大地震に続く海底の爆発で江ノ島が誕生した。
するとそこに雲の上から天女(弁財天)が舞い降りた。
龍は美しい天女に惚れ込み結婚を申し込むが、天女はかねてからの悪行を指摘してこれを拒絶する。
諦めきれない龍は天女に改心を誓い、天女はこれを受け入れ結婚した。
以後、龍は土地を襲う災害から人々を守護する龍神となった。
年月が経ち、やがて力尽きた龍は最期を悟ると海を離れ、山となって村と天女を見守るようになった。


暴れ者の龍が天女を愛することによって鎮められ改心するという部分が、荒んでいた人生をまともにやり直そうとした狛治/猗窩座とそのきっかけとなった婚約者 恋雪の関係に重なります。


ただし写し取られているのは、心が荒んで悪行三昧だった若者が愛する女性によって救われ改心する、という流れのみでそこに至るまでの物語は伝説とはかなり違います。
狛治/猗窩座の物語は「江島縁起」からは発想を得た程度でほとんどは吾峠先生のオリジナルでしょう。
単行本に収録された設定こぼれ話も具体的ですごい量でしたので。


◆恋雪の名前の由来
狛治の婚約者だった恋雪の由来についても考察してみたいと思います。


恋雪の恋は由来が二つあるのではないかと考えています。
まず一つは先述した「江島縁起」にちなんで造られた「龍恋の鐘(りゅうれんのかね)」という場所の名前からです。
もう一つは魚のコイをかけているのではないかと思います。

鯉は日本書紀にも登場し、そもそも鯉をコイと呼ぶのは景行天皇の恋に由来しているものだと書かれています。

日本書紀によれば鯉=恋ということです。

さらに魚そのものとその料理から発想を得ているようです。
狛治のモデルになったと考えられる陶山神社がある有田は焼物が有名な一方、「食いだおれの有田」として知られる一面もあり、鯉を使った料理 鯉こく(鯉の味噌汁)や鯉のアライ(刺身)なども名物の一つなのです。


鯉は濁った水の中でも生きられますが、佐賀県の鯉料理に使われる鯉は清らかな川で育てられ臭みが全くないそうです。
そして清流に住む魚といえばアカザ。
2人には清流に住む魚の名前が共通で隠されているのです。


魚二匹が描かれる図を双魚と言いますが、古くから東西を問わず世界中でよく描かれているモチーフです。
中国では富と繁栄を表す吉祥の図、チベット仏教でも自由を意味する八大吉祥のうちの一つであり、西洋でも魚座は紐で結ばれた2匹の魚が描かれています。
日本でも縁起物として様々なものに用いられ、有田焼の絵皿にも描かれています。
特に興味深いのが東西でも二匹の魚は川を表す説があることです。
結ばれた二匹の魚は二本の分かれた川がいずれ一つの流れになることを表しており、個人的には百人一首の「瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ」なども想起させます。


単語の方面で見てみますと、双魚にはその言葉の語源になったと言われる楽府(漢魏の漢詩の一形式)「飲馬長城窟行」があります。
その内容は離ればなれになった夫婦がお互いを想い合う様を描いたものです。


アカザの名前を決めたとき、双魚を意識して恋雪の名前も魚に関わるものにしようと意図したくらいの可能性はあるのではないかと考えています。


次に恋雪の雪を見てみます。
佐賀県にも雪は降りますが、とはいえ雪国といわれるところほど馴染み深くはないでしょう。
調べてみたところ、この雪も料理に由来するものではないかと考えました。
佐賀県有田町には「雪の汁(つゆ)」という郷土料理があります。
粗くおろした大根に焼いたお餅を入れたお味噌汁で、窯元(かまもと/陶磁器を作る職人さんたち)が夜通し窯についていなければならない窯焚きの時に体を温める夜食として食べられてきたものだそうです。


先の通り、恋雪の恋が鯉もかけているとすれば、恋雪は鯉こくと雪の汁という味噌を使った有田の料理という共通点があり、バラバラのモチーフを繋ぎ合わせたのではなく、名物料理と郷土料理をうまく合わせて作られた名前だと言えるでしょう。


◆慶蔵の名前の由来
狛治の恩人であり、恋雪の父である慶蔵の由来についても考察してみたいと思います。
私は慶蔵の名前は有田焼の万華鏡の開発者 石川 慶蔵さんからとられているのではと考えています。(今もご健在の方です。)


私は吾峠先生の猗窩座のデザインの説明について、大きく納得する一方で少し腑に落ちない点がありました。


猗窩座(あかざ)の体の入墨を反映した幾何学模様はスリをしていた頃の、よくも悪くも実父との思い出に関わるもので、雪と花火が恋雪との思い出に関わるものなら、慶蔵との思い出に関わるものが武術だけ、もっというならそれ以外ないというのが引っ掛かりました。
猗窩座の武術の根底には、慶蔵から教えてもらったものがありとても大きな存在だとしても、その後100年の鍛練はおそらく独りでやっていたわけで、そうなると慶蔵の影響が少なすぎはしないか?と。
物語の中だけで見ても、慶蔵は父を亡くして荒んでいた狛治の心を救ってくれたかけがえのない恩人で、武術以外にも得たつながりがたくさんあるだろうに、それを表す特徴的な何かが見当たりません。


さらに恋雪の名前の雪にかかっているにしても、髪飾り=恋雪は少々印象が弱いと感じます。(極めて個人的な印象ですが。)
恋雪は初めて狛治と逢った頃は、病床にいたこともあり、髪飾りを付けていませんでした。つまり、いつもつけていたわけではありませんしそれに関わる印象的なエピソードもありませんでした。
髪飾りは必ずしも恋雪を象徴しているとは言い難いように思うのです。
しかし雪の結晶は術式を展開した時に毎回登場するものです。
ならば、雪には髪飾り以上に深い思い入れがあるのではないでしょうか。


そこで、雪(と花火)はそもそも別の何かを表現したものだったのではと考えました。


花火や雪の結晶のようなキラキラしてパッと開くような、かつ儚くて美しいもの。
そこで浮かんだのが万華鏡です。

 

狛治/猗窩座は有田焼をモチーフにしていることを前提に、有田焼の万華鏡があるのではと調べてみたところ、近年開発され2004年に発売されていることがわかりました。

 


吾峠先生は破壊殺の陣形を描く時、恋雪とこっそり慶蔵も思いながら描いているのかもしれません。

ではなぜ作品内で万華鏡がそのまま描かれなかったのかというと、吾峠先生はモチーフを直接的に描くことをあまりしないことと、もう一つは時代設定に合わないからではないかと思います。


藤襲山で炭治郎と手鬼が話していた内容から物語における現在が1914年~1915年くらいだと推定した上で、上弦の鬼は百年以上顔ぶれが変わらないという情報を併せて考えるに、猗窩座が鬼になったのはどんなに遅くても1815年頃。
万華鏡の日本伝来は1819年ですので、猗窩座が狛治であった頃、万華鏡はまだ日本に伝わっていないと考えられます。
ゆえに、そのまま使えなかったのではないでしょうか。


◆破壊殺
猗窩座の血鬼術「破壊殺」も少し調べてみました。
風水にある方位を表す言葉で、その方向に行くと「不測の事態などで予定が全て壊れる。」のだそうです。ことごとくを失いますが命までとられるわけではないそうです。
命までとられることがないことが幸せといえるのか、命以外の全てを失ってしまってもそこに生きる希望を見出だせるのかはその人次第じゃないかということが物語の中で絶妙に描かれていると思います。
闘気を察知してその方向にあるものを徹底的に破壊する技を表現した言葉であると同時に、不運な巡り合わせで大事な人たちに先立たれ、決まっていた幸せな予定を全て失ってしまった狛治の人生そのものを表す言葉だと思います。


◆素流
素流の武術ですが、私にその分野における知見がないのではっきりしたことはわかりませんが、調べてみたところネットでは空手道、少林寺拳法躰道柔術などが挙がっていました。
個人的には少林寺拳法あたりがモデルではないかと推測はしていますが、はっきりとした根拠はありません。
狛治と猗窩座の服装が拳法の胴着と似ていることと、少林寺拳法は日本で創始した新興武道であり九州支部は福岡県が最初であること、心荒んだ日本社会を武道を学ぶことで豊かにしたいという理念から始まっていること、力なき愛は無力  愛なき力は暴力であるとする「力愛不二」の教えも狛治/猗窩座の心情と重なる部分があるように思いますが、これだと断定するには決め手に欠けているように思います。
モデルはあったにしてもいろんなものを採り入れてオリジナルなものになっている可能性もありますし、少年漫画らしく純粋にアクションとして楽しみたいと思います。


◆(番外)素山
キメツ学園での狛治の名字  素山(そやま)についても考えてみました。
狛治のモチーフに使われたと思われる佐賀県有田町の陶山神社ですが、実は同じ漢字を使った神社がもう一社あります。
岡山県有田町の陶山神社(すやまじんじゃ)です。
こちらはスエヤマではなくスヤマと読むそうです。
陶山→素山(すやま)と書いて→ソヤマと読ませているのではないかと思います。
素は素流の素でもありますし、岡山と言えば酒呑童子が有名な土地でもあります。
有田焼と同じく有名な備前焼もあり、備前茶陶 緋襷の巨匠・金重 素山(かねしげ そざん)さんという方がいらっしゃって、字が一致します。


◆まとめとむすび
狛治/猗窩座の名前を中心に考察してみました。
敵ではありますが容姿から並々ならぬこだわりをもってとてもよく練られたキャラクターだと思います。

細かい設定を抜きにしたとしても、圧倒的な強さ、純粋さ、過去の悲劇性に支持や共感を持つ方は少なくないでしょうし、その反面、炎柱 煉獄杏寿郎を殺した敵として嫌う方もいるかもしれませんが、賛否あるところが人物像の深みであり人気の理由なのではないでしょうか。

これだけ作り込まれているのですから、ひょっとしたら最初は鬼殺隊のメンバーにしようと考えられていたのかも?と思ってしまうほどです。
たとえば、もし恋雪と慶蔵を殺したのが鬼だったら、狛治は鬼殺隊に入っていたかもしれない、そんな可能性もあったかもしれないと思うのです。(それも不幸な話ではあるけど、素流と日輪刀を駆使する鬼殺隊士を妄想すると、それならそれでちょっと見てみたい気持ちはある…。)


優しい家族や大切な人に恵まれて自身も心優しい性格であったのに、ちょっとした選択と行き違いから何もかも失い、鬼に堕ちてしまう狛治の人生は、不運というほか言い様のない悲しいものです。
スリをしていたのも人を殺したのも鬼になったのも自分の欲望を満たすためではなく、鬼になった時は選択の余地すらありませんでした。
ただただ巡り合わせが悪いだけなのに、他の何よりも自分の無力さを責める姿に涙した方も多いのではないでしょうか。


鬼滅の刃」は鬼への扱いは厳しくて、消滅した後は文字通り消滅と言いますか、一切登場しませんので、地獄へ落ちた後どうなってしまうのかわかりません。
最終回でも転生した鬼はいなかったので人でなくなった者は輪廻転生の輪から外れてしまうのか、人を食い殺してしまった罪を償うのは永い永い時を要することなのか。
消滅した者は天国には行けなくても分かれた川の流れがいつかまた一つになるように、何らかの形で大切な人たちと再び巡り合う未来が鬼にもあればいいなと思います。

 


◆参考文献、サイト
・原作『鬼滅の刃吾峠呼世晴 著  集英社出版 掲載紙 週刊少年ジャンプ
・『公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』吾峠呼世晴  著 集英社出版 掲載紙 週刊少年ジャンプ
ピクシブ百科事典
「猗窩座」

https://dic.pixiv.net/

Wikipedia

「鍋島焼」

https://ja.m.wikipedia.org/

・陶山神社公式ホームページ
http://arita-toso.net/sp/
伊万里焼キッズサイト
http://www.school-imari.ed.jp/jouhou/kidssite/index.html
・全国観るナビ「有田碗灯(アリタワントウ)」
https://www.nihon-kankou.or.jp/
・株式会社エヌ・ジェイ・ハイ・テック
https://www.njh.co.jp/compete/top25/
・Web版 狛犬の社
http://www15.plala.or.jp/timebox/top/05komamori/01-komamori.html#oikawa
藤沢市観光公式ホームページ
江ノ島岩屋」
https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/17.html
・TABIPPO
江ノ島の岩屋洞窟を満喫したい!龍神伝説が残るパワースポット」阿部サキソフォン 記
https://tabippo.net/iwaya-doukutsu/
・LINEトラベル.jp
「江の島の岩屋、弁財天と龍~『江島縁起』に秘められていること」桜 小町 記
https://www.travel.co.jp/guide/article/5210/
江島神社「マンガでみる江島縁起」
http://enoshimajinja.or.jp/manga01/
・氣彩塾
「破壊殺」
https://kaiun-astrea.com/good-column/kaiun-column/hakaisatu/
・うららかな菱曜日。
青森県刺し子南部菱刺し魚模様のピンクッション。鱗紋、縞、観世水」
https://uraraka-hishiyoubi.com/hishizashi-fish-pincushion/
・『魚の文化史』矢野憲一 著 講談社学術文庫
・暮らし~の
「毒には注意な「アカザ」とは?その毒性や生態、食べ方までご紹介!」
https://kurashi-no.jp/I0019302
・素人植物図鑑
「アカザ」
http://www.jplants.sakura.ne.jp/akaza.html
・BOTANICA
「「シロザ」とはどんな植物?アカザとの違いや見分け方は?食べられる?」仲山陽奈 記
https://botanica-media.jp/973?p=2
・漢字辞典ONLINE.
「猗」「窩」「座」
https://kanji.jitenon.jp/
・鬼滅の泉
「【鬼滅の刃】時代設定は大正何年?」
https://kimetsu-i.com/jidaisettei-taisyou-
nannnenn/
・我が心の小宇宙~万華鏡
http://www.mirai.ne.jp/~espac/kareido/history.htm
少林寺拳法公式サイト
https://www.shorinjikempo.or.jp/
・神ナビ
「陶山神社」(すやまじんじゃ)
http://www.spicy.sakura.ne.jp/jinja/index.htm


 

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